SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された国連加盟193か国による目標で、2016年から2030年までの15年間に人類が達成目指すべき17のゴールと169のターゲットで構成されています。
SDGsはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、誰一人取り残さない世界を目指すことが理念となっています。
2020年からのコロナ禍によって、その達成に向けては厳しい状況となっていますが、環境・社会・経済を取り巻く各種の課題の解決を目指すSDGsの重要性はむしろ高まったと考える必要があります。
以下、SDGsを学ぶ上で重要な情報をまとめました。
SDGsといえば書物や街中でよく見かけるようになったのが17のゴールがカラフルにまとめられたこのデザインですが、その意味を知るためにはその先に並ぶ169のターゲットを知る必要があります。
個別ゴールに関わる具体的な数値目標や指針が明記されているターゲット文章は全体としての「世界」の実情を把握できると同時に、個々が暮らす国や地域の課題と対比して読むことで持続可能性の在り方を「我が事」として考えることができます。
169のターゲット文章を読むと、SDGs17の目標は個々独立したものではなく、互いに関連しながら持続可能な世界を目指すためのものであることがわかりますが、それを構造的に示したのが「SDGsウェディングケーキモデル」です。
スウェーデンの首都・ストックホルムにあるレジリエンス研究所のヨハン・ロックストローム博士が考案したSDGsの構造モデルは、経済・社会・環境の3層で成り立っています。
SDGsをさらに深く学ぶために、以下の国連関連の情報を参考にしてください。
■国際連合広報センター
国連公式サイト内の「主な活動」内にSDGsに関する取り組みがまとめられています。
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
■ JAPAN SDGs Action Platform
外務省が日本におけるSDGsの取り組みをまとめたプラットフォームで各種資料をPDFでダウンロードすることができます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
■ SDGs CLUB /公益財団法人日本ユニセフ協会
学校教育現場から個人研究まで活用いただけるSDGsに関する様々な情報がデザイン性高くまとめられたページです。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/preamble/